医療用語のペーシングとは?
ペースメーカーの本体であるジェネレーターが電気刺激を出す機能のことをペーシング(Pacing)といい、心電図上ではスパイクとして記録されます。 心房に刺激を与えて収縮させるのが心房ペーシング(A pacing)、心室では心室ペーシング(V pacing)と呼びます。 刺激する電位が弱すぎると心筋は興奮せず収縮しません。
キャッシュ
ペーシングリードとは何ですか?
リード(ペーシングリード)
リードは絶縁された電線ワイヤーと電極で構成され、心臓自身の電気的な活動(電気信号)を本体装置に送り届け、また、必要に応じて電気刺激を心臓に伝えます。 リードにもさまざまな種類があり、これら1つもしくは2つ以上が組み合わされて使用されます。
ペーシングとセンシングの違いは何ですか?
①ペーシング:設定心拍どおりに刺激が出て心室を興奮させる機能です。 ②感知〔センシング(と抑制)〕:心室の自己心拍を感知して、設定の反応“抑制”が行われますね。 しかし、抑制はジェネレーター内の仕事ですから、調整はできません。 観察すべきは感知(センス、センシング)がキチンと行われているかという点です。
DCとAEDの違いは何ですか?
直流除細動器(DC)は、医療機関内のみで使用される除細動器の一つです。 除細動器にはDCの他に公共の施設などに設置されている自動体外式除細動器(AED)、救急車に搭載されている半自動除細動器があります。
ペーシングカテーテルの挿入部位は?
まず、どこからペーシングカテーテルが挿入されているか見てみましょう。 主に、鎖骨下静脈や内頚静脈、大腿静脈、下大静脈といった中心静脈カテーテルと同様の場所からぺーシングカテーテルを挿入します。
テンポラリーペースメーカーとは何ですか?
1、テンポラリー(一時ページング)とは テンポラリーとは体外ペーシングのことで、恒久式(植込み型)のペースメーカーを埋め込む手術を行うまでの間、一時的に心拍数を保つために用いられます。 内頸静脈や鎖骨下静脈、大腿静脈から電極リードを挿入し、右室心尖部に留置して、心臓に電気信号を送り、ペーシングを行います。
ICD 作動したら どうなる?
機器が発する電磁波がICDの作動に影響を及ぼし、場合によっては失神等を起こすことがあります。 身体に異常(めまい、ふらつき、動悸等)を感じた場合、直ちにその電気機器から離れるか或いは使用を中止して下さい。 もし、身体の異常が回復しなければ、直ちに専門医の診察を受けて下さい。
アンダーセンスとは何ですか?
②アンダーセンシング アンダーセンシングとは,自己波の心内電位が設定されたセンシング閾値より低いために,正常に自 己波の心内電位を感知できない現象のことである. これは,リードから得られる心内電位が消失,また は低下することにより起こる.
ペースメーカーと除細動器の違いは何ですか?
ペースメーカーは徐脈性不整脈に対して使用し、植込み型除細動器(ICD)は心室頻拍・心室細動に使用します。
除細動器とペースメーカーの違いは何ですか?
ペースメーカーが徐脈性不整脈の治療を行う機器であるのに対し、植 え込み型除細動器は、病的に脈が速くなる「頻脈性不整脈」の治療に用 いられる機器です。
バルーン 固定水 何ccまで?
バルンの容量は5cc〜30ccのものまであるが、通常成人は10ccを小児は5ccを使用する。 (止血目的では30ccを使用。 事故抜去が予想される人にはバルンの蒸留水を少なくとも20cc以上とする。)
ドレナージルーメンとは何ですか?
通常の膀胱留置カテーテルは、バルーンを膨らませるインフレーションファネルと、尿を流出させるカテーテル部分があります。 カテーテルの内腔には、バルーンを膨らませ固定水を入れるインフレーションルーメンと、尿を流出させるドレナージルーメンがあります。
洞不全症候群とは何ですか?
洞不全症候群とは 脈が遅くなる不整脈の一種です。 症状としてはめまいや失神が主ですが、無症状でも健康診断などで脈が遅いのが発見され、洞不全症候群と診断される場合があります。 脈の遅くなるタイプによってRubenstein分類というもので3つに分類されています。
一時ペーシングの適応は?
一時的(体外式)ペーシングカテーテルの適応と目的
主な適応疾患は、徐脈性不整脈(洞不全症候群、完全房室ブロック、徐脈性心房細動)である。 これらのうち、脳虚血症状(めまい、失神など)、または心不全症状がある場合に適応となる。
ペースメーカーとICDの違いは何ですか?
ペースメーカとの違いは? 大きさが異なります。 ペースメーカが約25gに対し、ICDは約77gです。 ペースメーカは徐脈に対する治療を行いますが、ICDは心室頻拍、心室細動という危険性の高い不整脈に対する治療を行う機器です。
AEDとICDの違いは何ですか?
体内に埋め込むことで心室細動の発生をいち早く検知し、すぐさま体に電気ショックを与えて心室細動を止める装置が、埋め込み型除細動器(ICD)です。 この器械が埋め込んであれば、万が─AED(自動体外式除細動器)がない場所で発作が起きても、確実に心室細動を除去することができます。
AEDと除細動の違いは何ですか?
AEDは「Automated External Defibrillator」の略語で、日本語では「自動体外式除細動器」と呼ばれる「高度管理医療機器」です。 「除細動」とは、心臓がけいれん(細動)した状態を「取り除く」ことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行います。
AEDと電気ショックの違いは何ですか?
AEDは、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)の略称で、自動的に心電図の測定・解析を行ない、心臓がけいれんし血液を送り出すポンプ機能を失った心停止状態(心室細動)の傷病者に対して、電気ショックを与え(除細動)、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
尿カテーテル 抜去後 尿閉 なぜ?
バルーンカテーテル抜去後、尿閉や尿失禁などの排尿障害を起こすことがあります。 手術や術後の経過などにより長期間留置していた患者さんのでは、膀胱や尿道の括約筋の働きが低下しているため、しばらく尿失禁を繰り返すことがあります。 そのため、カテーテル抜去後は排泄状況の把握と排尿自立に向けた介入が必要です。
ネラトンカテーテルとは何ですか?
ネラトンカテーテル(ねらとんかてーてる)とは、ゴム製やシリコン樹脂製などで、先端が鋭くないカテーテルのことをさす。 nelaton catheter。 このカテーテルを発明したフランス人の医師オーギュスト・ネラトンが名称の由来である。