切子提灯とはどういう意味ですか? 切子提灯(きりこちょうちん)とは、角からは長い房飾りが、底部からは長いレースや金襴(きんらん)が垂れ下がっている、立方体をした吊り下げ型の盆提灯のことをいいます。 初盆のときに用います。 この提灯は帰る家の目印として飾るほかに、霊の依代(よりしろ)となる役割を持っています。 灯篭と提灯の違いは何ですか? 灯籠はもともと中国から仏教とともに伝わり、奈良時代に寺院建設が盛んになると同時に広がりました。 おもに僧侶が使うものでしたが、やがて神社の献灯としても使われるようになり、その後、室内で使用するものを「行燈(あんどん)」、折りたたんで持ち歩くものを「提灯(ちょうちん)」と呼ぶようになりました。 切子灯籠の由来は? 家族が全員揃ったところでそれを見つめて思うことが、本当のお盆の意味。 目連さまの母親は、そうやって子供のために苦しんできた親たちの象徴だったのです。 そしてその様子をかたどったのが切子灯篭。 先祖代々の親たちの苦しみが、お盆の装飾に現れていました。 キャッシュ 盆提灯は必要ですか? そもそも初盆に提灯は必要? 故人を迎えるという気持ちがいちばん大切ではあり、必ず提灯を用意しなくてはならないというものではありません。 しかし、故人の霊に感謝を示しにぎやかにお迎えする意味でも、初盆にはぜひ提灯を用意したいものです。 キャッシュ 提灯代 いつ渡す? 時期としてはお盆の一週間前ぐらい迄にはお渡しするようにしましょう。 地域によってもお盆の時期は異なりますが、一般的には8月中旬、地方によっては7月となっていますので、その月の最初の頃には用意して渡すのが作法と言えます。 お盆の提灯の意味は? 盆提灯は、故人や先祖の魂が迷わず自宅に帰ってくるための目印として飾ります。 また盆提灯には、お盆が始まる際の故人の道しるべとなる「迎え火」と、お盆が終わる際の魂を送り出す「送り火」としての大切な役割もあります。 さらには、故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを込めたお盆の供養を表す意味もあります。 灯籠 何のため? 灯篭の意味と役割 仏教では「灯」が邪気を払うとされており、仏前に火を灯す風習(献灯)が現代に受け継がれています。 また、故人があの世で迷子になるのを防ぐため、道標となる灯を用いるという意味もあります。 日本全国で開催される灯篭流しや灯篭祭りは、供養や鎮魂を目的として古くからおこなわれてきました。 昼行燈とはどういう意味ですか? ひる‐あんどん【昼行▽灯】 《日中に行灯をともしても、うすぼんやりとしているところから》ぼんやりした人、役に立たない人をあざけっていう語。 「徽軫」の読み方は? 1徽軫灯籠(ことじとうろう) 兼六園のシンボルとしてよく知られ、観光写真でも度々登場する2本脚の灯籠。 水面を照らすための雪見灯籠が変化したものです。 形が楽器の琴の糸を支え、音を調整する琴柱(ことじ)に似ているため、その名が付いたと言われています。 切子灯籠の読み方は? 切子灯籠(きりことうろう)は縦長く切った和紙やレースを貼り付けた吊り提灯です。 お盆飾りの捨て方は? 新盆のとき1年限り飾る白張り提灯(白紋天)やまこもなどお盆用品は、かつては自宅で燃やしたり、川に流したりされていましたが、最近の住宅事情や廃棄物処理の規制によって難しくなっています。 通常のごみとして処分して構いませんが、気になるようなら紙などに包んで他のものとは分けて処分してはいかがでしょうか。 盆提灯 いくつ飾る? 絵柄入りの盆提灯は飾る数に特に決まりがなく、その数が多ければ多いほど、故人が慕われた証なのだそうです。 帰ってきたご先祖様に感謝をささげるお供え物として、盆棚や仏壇のそばに飾り、お盆が終わったらきれいに保管して、また来年のお盆に使うことができます。 盆提灯のお金はいくらですか? 新盆(初盆)の香典(御提灯代)の相場は? 新盆(初盆)の法要に招かれた親族や知人は、「御提灯代」あるいは香典を持っていきます。 地域や故人との関係などによって金額は変わりますが、相場としては3千円から1万円程度といったところでしょうか。 実の親への香典 いつ渡す?... Read More