御霊前と香典の違いは何ですか?
各宗派共通して使用できる「御霊前」「御香典」
・書く名前は、参列するあなた(会葬者)の名前です。 もし先方の宗教がわからない通夜・葬儀の場合には「御霊前」と書いたものであれば、たいていの宗教に用いることができます。 香典(現金)だけでなく、御供物にも使うことができます。
香典返しに向かないものは何ですか?
香典返しでよく使われる品物
香典返しでタブーではない品物は何かというと、「不祝儀を後に残さない」ということで、いわゆる「消えもの」が昔からよく使われています。 例えば、「(食べてなくなる)消えもの」として、お茶、海苔、椎茸、調味料、コーヒーなどの食品がそれに当てはまります。
お葬式は御霊前 御仏前 どっち?
通夜から三十五日の法要までなら、不祝儀袋に「御霊前」と表書きするか、そう書かれた不祝儀袋を使います。 ただし、表書きは宗教によって違います。「 御霊前」は宗教、宗派を問わず使えます。 四十九日以降は「御仏前」は仏式の法要で用い、ほかに「御香料」「御香典」なども葬儀、法要ともに使えます。
お香典の平均金額はいくらですか?
一般に、血のつながりが濃いほど香典は高額になり、親の場合は10万円、兄弟であれば5万円、その他の親類は1万円が相場のようです。 勤務先関係か友人であれば5千円が目安となるでしょう。
御香料と書くのはいつまで?
四十九日を過ぎると、故人は霊魂から仏に変わるとされています。 そのため、三回忌の香典袋に御霊前を使用すると失礼にあたるため、注意が必要です。 「御香料」には期間の定めがないので、使用しても問題ありません。 失礼のないように御仏前か御香料のどちらかにしましょう。
御香典のお金の入れ方は?
香典袋へのお札の入れ方は、袋の「表側」に対して、お札が「裏側」となるように入れます。 お札を裏にするのは、香典はお悔やみなので「顔」を伏せるという意味が込められているという説もありますが、お札の上下については、地域差があるようですので、裏側だけを意識すれば良いでしょう。
香典返しにふさわしい品物は?
香典返しにふさわしい消えものは、食べ物・日用品・消耗品
食べたらなくなる「食べ物」や、使ったらなくなる洗剤・せっけんなどの「日用品・消耗品」は香典返しにふさわしい品物です。 タオル・毛布などの布製品も「悲しみを拭い去る・悲しみを包み込む」という意味が込められ良いとされています。
3万円の香典返しはいくら?
3万円の香典返しの相場と品物
香典返しをする場合、お返しの相場としては、通常は頂いた金額の半額から三分の一程度が一般的となります。 そのため、3万円の香典を頂いた場合には、1万円~1万5千円程度の予算でお返しをすればよいでしょう。
香典は家族で一つですか?
基本的に香典は1世帯につき1つです。 もともと香典は家と家の間で行う金銭の相互扶助です。 そのため夫婦や家族で参列する場合も、香典は1人1つではなく1世帯で1つにまとめます。 香典の相場金額は故人との関係や年代で大体決まっています。
香典のタブーは何ですか?
香典を包む際は、偶数の金額は避けるべきとされています。 偶数は割り切れる数字であるため「故人との縁が切れる」ことが連想され、縁起の良くない数字といわれているのです。 5千円や3万円など、奇数の数字に合わせた金額を包むようにしましょう。
お香典 何と言って渡す?
香典をご遺族や受付の方に渡す際は、お悔やみの言葉を伝えながら渡しましょう。 一般的に「この度は突然のことで、お悔やみ申し上げます」「この度はご愁傷様です」「玉串料としてお納めください」といった挨拶が使われます。
香典の代わりになるものは何ですか?
香典の代わりに送ることができるのは、線香だけではありません。 「ろうそく」や「お供え用のお菓子」、「供花」を送ることも可能です。 供花には菊や百合といった伝統的な花のほか、カーネーションや胡蝶蘭も利用されています。 籠やスタンドなど、線香を送る時に比べて費用がかかることが一般的です。
お札の表と裏どっち?
まず、「表裏」については、お札の肖像が描かれているほうが「表」、描かれていないほうが「裏」となります。 また、「上下」については、表側を縦に置いたときに、左側に数字が記されているほうが「上」となります。 簡単な覚え方としては、【肖像がある=表、数字が左上にある=上】と頭にいれておくと忘れにくいかと思います。
家族葬と言われたら香典は いつ渡す?
家族葬に参列する場合
記帳所や受付の用意がされている場合は、通常のご葬儀と同様、記帳をするときに香典をお渡しするのが一般的です。 「この度はご愁傷様でございます」と一言ご挨拶をして受付の方にお渡しすればよいでしょう。 近年小規模な家族葬の場合には受付を設けないことも少なくありません。
粗供養のタブーは何ですか?
粗供養としてタブーな品物
どちらも「四つ足生臭もの(よつあしなまぐさもの)」と呼ばれ、四足歩行の動物の肉・生の魚は粗供養品に適さないと考えられています。 また、お酒や昆布はいずれも慶事を連想させる贈り物なので、粗供養品としてはタブーとされています。
お香典のお返しは何て言うの?
「会葬御礼」は、通夜や葬儀に参列した方にお渡しする返礼品のことを言い、「香典返し」は忌明け(四十九日)以降に、香典を包んでくれた方にお渡しする返礼品のことを言います。
香典返しの金額20000円はいくらですか?
1-2. 「当日返し」は2,000〜3,000円が目安
たとえばお香典としてお包み頂いた金額が2万円だった場合は、お香典返しを3分の1とすれば7,000円程となります。
香典は高いと失礼ですか?
多すぎる香典金額はNG
香典は多ければ多いほどよいというわけではなく、一般的に行われる香典返しのことも考えると、香典金額が多すぎるとかえって遺族への負担をかけてしまい、失礼にあたることもあります。 あまりにも多くの香典を渡すことは、控えたほうがよいでしょう。
香典は一家で2つですか?
香典は1世帯につきひとつ用意します。 夫婦で出すからといって、香典の額も二人分にする必要はありません。 香典袋には世帯主である夫の名前だけを書くのが一般的です。 故人と夫婦で親交がある場合や妻側の親族の葬儀の場合は夫婦連名で出してもよいでしょう。
香典は夫婦で一つですか?
夫婦でお葬式に参列する際の香典は、1世帯につき1つが基本と覚えておくとよいでしょう。 その理由として、お葬式に限らず冠婚葬祭では、家と家の間で発生するという考え方があるから。 そのため、夫婦であれば香典は一緒に包むのが本来のかたちです。