PCBを含む代表的な電気機器は?
高濃度PCB含有電気工作物とは、
告示で定められた12種類の電気工作物(変圧器、電力用コンデンサー、計器用変成器、リアクトル、放電コイル、電圧調整器、整流器、開閉器、遮断器、中性点抵抗器、避雷器及びOFケーブル。
PCBの代替物質は何ですか?
PCBの代替品で最も使用されているものは、パラフィンなどの鉱物油です。 しかし、鉱物油を使うということは、PCBが開発される以前の時代に戻る、ということを意味します。 そもそも、なぜ鉱物油の絶縁液がPCBにとって変わられたかといえば、PCBの方が燃えにくい、という性質があったからです。
キャッシュ
PCBが含まれているものは何ですか?
PCBが使用された代表的な電気機器には、トランス(変圧器)やコンデンサー、照明器具の安定器があります。 PCBが含まれているトランスやコンデンサーは、古い工場やビルなどで使用されており、安定器は古い工場やビルの蛍光灯などに使用されていました。 なお、一般家庭の蛍光灯にPCBが使用されたものはありません。
PCB使用製品とPCB廃棄物の違いは何ですか?
化学的に安定しているという特徴から、PCBは電気機器の絶縁油や熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙などさまざまな用途で利用されていました。 そして、PCBを使った製品が廃棄物となったものをPCB廃棄物と呼び、毒性を有していることから、特別管理産業廃棄物の一つとして分類されています。
PCBの人体への影響は?
PCBは脂肪に溶けやすい性質を持つことから、食物連鎖などで生物の体内に徐々に蓄積しやすく、人体に入るとさまざまな症状を引き起こします。 中毒症状としては、目やに、爪や口腔粘膜の色素沈着などから始まり、ついで座瘡様皮疹(ざそうようひしん)(塩素ニキビ)、爪の変形、まぶたや関節の腫れなどが報告されています。
PCB変圧器の製造年は?
「PCB使用電気機器の取扱いについて」(通商産業省機械情報産業局電気機器課、平成12年7月)によれば、PCBを含有する絶縁油を使用している電気機器のうち、変圧器及び高圧進相用コンデンサは、1953年頃から製造が開始され、1972年に製造中止となったと記載されています。
ポリ塩化ビフェニル類(PCB類)とは何ですか?
PCB(ポリ塩化ビフェニル)とは、化学的に合成された有機塩素化合物の一つで、ベンゼン環が二つ結合したビフェニルと呼ばれる物質に含まれる水素(10個あります)が塩素に置き換わった化学物質です。 置き換わった塩素の数や位置により209種類の異性体があって、これらを総称してPCB(ポリ塩化ビフェニル)といいます。
PCB いつまで使われていた?
製造後30年以上経過した古い電気機器には、PCBが基準の0.5mg/kg(=ppm)を超えた濃度で汚染されているものがあります。 低濃度PCB廃棄物の処分期間は、PCB特措法において令和9年(2027年)3月31日で終了します。
PCB いつまでに処分?
低濃度PCB廃棄物の処分期間は、PCB特措法において令和9年(2027年)3月31日で終了します。 それまでに施設内の電気設備を総点検し、該当する電気機器がないか確認してください。
PCB 触ったらどうなる?
PCBの毒性 ・ 一般にPCB の中毒症状としては、爪や口腔粘膜の色素沈着、塩素座瘡(塩素ニキビ)、爪の変形、関節のはれ、肝機能障害などがあります。 ・ PCB 自体の急性毒性は衣類の防虫剤程度と言われ、直接飲んだり触れたりしない限り、近くにあるだけで直ちに影響があるというものではありません。
PCBは有害ですか?
PCBは脂肪に溶けやすい性質を持つことから、食物連鎖などで生物の体内に徐々に蓄積しやすく、人体に入るとさまざまな症状を引き起こします。 中毒症状としては、目やに、爪や口腔粘膜の色素沈着などから始まり、ついで座瘡様皮疹(ざそうようひしん)(塩素ニキビ)、爪の変形、まぶたや関節の腫れなどが報告されています。
トランス PCB 何年まで?
製造後30年以上経過した古い電気機器には、PCBが基準の0.5mg/kg(=ppm)を超えた濃度で汚染されているものがあります。 低濃度PCB廃棄物の処分期間は、PCB特措法において令和9年(2027年)3月31日で終了します。
PCB 何年まで?
低濃度PCB廃棄物の処分期間は、PCB特措法において令和9年(2027年)3月31日で終了します。 それまでに施設内の電気設備を総点検し、該当する電気機器がないか確認してください。
PCBは禁止物質ですか?
ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、かつてトランス、コンデンサなどに使用された絶縁油に含まれており、PCBは強い毒性を持つことから、1975年以降、PCBは製造・輸入・使用が禁止された物質です。
蛍光灯のPCBとは何ですか?
PCB(Polychlorinated Biphenyl)〈ポリ塩化ビフェニル〉
当社製安定器に使用されていたものは、五塩化ビフェニルと呼ばれるものです。 PCBは、化学的に不活性で難燃性であり、絶縁性が高く電気的特性に優れることから、熱媒体・印刷インク・感熱紙・絶縁油・コンデンサー油などに使用されていました。
蛍光灯の安定器PCBとは何ですか?
PCBは、ポリ塩化ビフェニール(Poly Chloro Biphenyl) の略で、絶縁性が高く電気的特性に優れていることから、電気機器の絶縁油としてトランスやコンデンサに使用されていました。 PCB使用安定器とは、このPCB入りコンデンサを力率改善用として使用していた安定器のことをいいます。
蛍光灯のPCB処分費用はいくらですか?
蛍光灯安定器を多数保管している事業者様へ
しかし、高濃度PCB廃棄物として取り扱われる「安定器」につきましては環境省が所管するJESCOによる処理が義務付けられており、処理費用は一律30,240円/kg(平成26年4月1日現在)と定められています。
PCBを分解するにはどうすればいいですか?
PCB汚染物(固形状PCB廃棄物)を分解する処理方式としては、水熱酸化分解、還元熱化学分解、機械化学分解、溶融分解があります。
PCBトランスの見分け方は?
高濃度のPCBを含有する変圧器・コンデンサー等は、機器に取り付けられた銘板を確認することで判別できます。 銘板の情報を基に、各メーカーに問い合わせるか、(一社)日本電機工業会のホームページ(外部サイト)を参照して判別してください。
PCB蛍光灯の見分け方は?
なお、一般家庭用の蛍光灯等の安定器にはPCBが使用されたものはありません。 PCBを含有する安定器は、安定器に貼付された銘板に記載さているメーカー、型式・種別、性能(力率)、製造年月等の情報から判別することができますので詳細は各メーカーに問い合わせるか、(一社)日本照明工業会のホームページを参照してください。